＜１＞滑り防止機能

水や雪・油のある滑りやすい環境で起こってしまう1次的な滑り現象は、地面と靴底との空間に水や油が入り込み生じるハイドロプレーニング現象が原因とされています。

JSTEPはこのようなハイドロプレーニングを防止するためにアウトソールの表面部分が路面と直接触れるようにし、滑ることを防止しました。季節を問わず使用することができます。

特に冬場の雪道などでの歩行や室内に入った際、足元が滑り転倒することで骨折してしまうなど深刻な事故に遭わないよう、事前の事故防止としてJSTEPアウトソールは、大きな効果が期待できるアウトソールです。

※左の動画は韓国J STEP社の承諾を得て掲載しております。

＜２＞機能性

JSTEP複合型アウトソールは、靴の底を水や雪・油用アウトソールとアイス用アウトソ－ルの2種類で設計をし、氷の道でも室内でも摩擦力を高め滑ることを防止しました。
アイス用アウトソールは柔軟性かつ安定性のある設計で、自社開発したアイス用特殊ゴムを使用することによって氷の上での摩擦力を高め、滑り防止としてもご利用頂けます。

＜３＞重量分散

滑りやすい環境で重心が片側へ集中しないよう、色々な方向へ重量分散させる事により、安定した歩行を維持しやすい設計となっています。又、筋骨格系疾患予防にも効果があるとされています。

＜4＞足の疲れの減少を目指した設計

靴の底に一定の大きさで配列した形状により、適度な弾力を持たせ足への疲労度を減少させ長時間の使用時でも足が疲れにくい設計となっております。

歩行中のスリップや転倒事故でお亡くなりになる方は年間およそ4,100人。
高齢化社会を反映してか、近年増加の傾向にあります。交通事故での死亡者は年間約8200人ということから考えると意外にも多いと思いませんか？
建物の中で起きる様々な事故の中でも軽視されがちな問題ですが、実は深刻な問題です。また、怪我を伴う転倒事故は年間１００万件を越えるといわれています。 滑りやすい床で被害に遭う方は、高齢者のみに限られたことではありません。

スリップ事故での死亡者数

国土交通省研究所が、高齢化に伴って20年後には5,000人近い人が、街路や商業施設などの公共の場所での転倒が原因で亡くなるとの推計をまとめました。